奨学金をもらってるなどの特殊な場合を除いて、高校から4年制大学に直接行くより、カレッジから編入する方がおすすめです。
本記事では具体的なメリットを5つ紹介しています。
目次【記事の内容】
① 学費が4年制の4分の1
まず、最大のメリットが学費が安いことです。
カレッジによって学費は変わりますが、私が通ったSelkirk Collegeは学費が1学期あたり$5000以下でした。
1年間では100万円以下なので、日本の私立大学よりも安いということです。
また、4年制大学はそれの4倍ほどで、UBCで1年間約$40000、SFUでも約$35000ほどします・・・。これだけでもカレッジからの編入がベターだとわかっていただけると思います。
② 授業が断然簡単

次に、授業が4年制大学より簡単だという事です。
カレッジ、4年制の1年目はどちらも一般教養といって、専攻に関係ない科目を大量に取らなくてはなりません。
ですので、一般教養に関してはなるべく簡単に済ませる方がベターだと思います(笑)
特に、UBCに必要な必修英語2科目は悪魔的です。
インターナショナルスクール出身のUBCの友達でさえ単位落としていたので、カレッジで済ませられて本当によかったと思っています(笑)
また、GPAが高く保ちやすいので編入の難易度は結構低いです。正直カレッジに行くカナダ人は一部を除いてそこまで優秀ではないです。日本人でそこそこ勉強できれば無双できます。
また、GPAを高く保ちやすいので他にもメリットがたくさんあります(後述)。
コミカレの難易度はこちらの記事にまとめてあります。
③ カレッジから奨学金が貰える可能性
学費が安い上に、私が行ったSelkirk Collegeは奨学金制度が素晴らしかったです。
カレッジ1年目の終わり頃に、奨学金申し込みの案内がきたのですが、留学生の私でも申し込めるものが4、5種類はありました。例えば、
- UBCへ編入する人向けの奨学金
- IT系の学生への奨学金
- 成績優秀な留学生向けの奨学金
- プログラムからの成績優秀者への奨学金
- 特定教科から成績優秀者への奨学金
などがあったと思います。 結果的に自分は2つもらうことができました。
ちなみに、ほとんどがGPAが高い人優先だったと思うので、誰にでも頑張ればチャンスがありますよ!
④ 高校から直接入るより全然簡単

カレッジを経由する最大のメリットかもしれません。直接高校から4年制大学に入るよりよっぽど簡単です。
高校から4年制大学に入るなら、
- 素晴らしい高校の成績
- 自己アピールエッセイ大量
- 豊富なボランティアと課外活動実績
- 高校の先生からの推薦状
- (アメリカならSATなど)
などが必要です。しかし、カレッジを経由する場合は「カレッジである程度の成績を取る事」のみが条件です。上に挙げられてるようなものはいりません。
⑤ 編入後の専攻を決めるのに有利

私が進んだUBCのBachelor of Scienceでは、2年生が始まる前に専攻を決めます。私は2年生から編入したので、ちょうど編入したタイミングで専攻を決める事になります。
専攻は普通、成績の高い生徒から優先的に選べるのですが、編入生も同じようにカレッジからのGPAを見られて振り分けられます。
つまり、UBCよりもGPAを断然簡単に取れるカレッジからの編入生はかなり有利なのです。正直わけわからないです。
ちなみに昔確認のため、UBCに電話で質問したのですが、コンピューターサイエンスの場合、全体の70%後半の成績を取れていれば大丈夫とのことでした。
まとめ:カレッジを経由しない手はない

正直、カレッジに行くことのメリットが大きすぎます。
もちろん4年制大学に最初から行くメリットもあります。
- UBC一年生は皆ドミトリー式の寮に入るから横の繋がりが強い
- サークルなどで縦の繋がりも割りかし強い
- UBCからの超大型奨学金がある
- カレッジにはないコースがある
などです。
それでも私は、カレッジからのルートの方が「誰でもカナダトップ大学で正規留学できる」現実的な方法だと思います。
以上になります。
質問などあればお気軽にお問い合わせください。ツイッターのフォローもよろしくお願いします。
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