CS専攻からソフトウェアエンジニアは鉄板の永住ルート【5つの理由】

エンジニア海外就活
Grayscale Photo of Computer Laptop Near White Notebook and Ceramic Mug on Table

私は、最終的な永住を目的にカナダに留学に来ました。

私はそれを達成するために、コンピューターサイエンス(CS)を専攻しソフトウェアエンジニアとして、カナダ就労を経る予定です。なお現在Amazonでエンジニアとして働いており、1年後には永住権が取れる予定です。

本記事では、なぜCS専攻からの永住が鉄板ルートなのかを説明していきます。

ちなみに、カナダでは2年間以上の大学を卒業すると3年間のワークVISAが出ます。その間に就労し、ポイントを稼いで永住権を申請します。また、4年制大学を卒業すると永住権の申請の際、ポイントが上乗せされ有利になります。この辺りのシステムについてはいつか記事を書こうと思います。

① CS職の需要>>>供給

Group of People Holding Posters

AI、ITの発展によりCS職の需要は年々増えています。これを裏付ける事実として、カナダ政府が外国人技術者にVISAを大量発行しているということがあります。

https://www.welcomebc.ca/Immigrate-to-B-C/B-C-Provincial-Nominee-Program/BC-PNP-Tech-Pilot

これはバンクーバーが所在するBC州の永住権申請制度であるBC PNP Tech Pilotというタイプの技術者向けのVISAです。 この制度は2019年6月で一旦終了の予定でしたが、やはりカナダのBC州においてテック系の人材は重要ということで2022年6月まで延長されました。2023年現在も多くのTech系限定のVisaがあります。その他にも数々の永住権取得ルートがあり、CS系の仕事は一般的に永住に繋がりやすいです。

The B.C. tech sector is a major driver of economic growth in the province, with tech employment at its highest level ever recorded. The demand for talent in B.C.’s tech sector is increasing faster than the supply.

上記ウェブサイト

「テックはBC州内の経済成長を促す大きな要因で、技術者の雇用は過去最高を記録した。技術者への需要は供給よりも早く増えている。」

② 年収が高い

② 年収が高い

バンクーバーの新卒のソフトウェアエンジニアの平均給料が載っているサイトが下です↓

Just a moment...

なんと$64k。$1=100円なので、新卒で640万以上稼げます。

また、こちらのサイトの専攻別の収入ランキングでは7位(意外と低い・・・)ですがそれでも、Early career(0~5年目)で$55,000、Mid career(10年目以降)で約$100,000とかなり高収入です。また、似たような業種のComputer Engineering やElectrical Engineeringはそれぞれ2位、3位になっています。

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③ 留学生でも語学よりスキルが最優先

Blue Screen of Death in Silver Black Laptop

現地就職を目指すにおいて、最も大きな問題の一つが語学の壁です。しかし、CS職に関してはあまり心配がありません。

なぜなら、スキルが何よりも重視されるからです。

もちろんチームで活動したりするため、全く話せなければ問題になるかもしれませんが、雇用者が最も求めているものはコーディングスキルなのです。

例えばビジネス専攻など人対人の業種において、全く同じ成績を大学でとった外国人である日本人とカナダ人がいたとして、どちらが会社に採用されるかは自明です。なので、ビジネス系においては、「日本人であること」ということを武器にして戦うことが常套手段です。

しかし、CSに職に関しては技術が優っていれば現地人よりも優先して雇用がもらえる可能性が高いです。その根拠として、カナダに住む多くのアジア人移住者はテック関連の仕事をしています。

④ 全世界中に羽ばたける

Silhouette Photo of Man Throw Paper Plane

「CS職の技術×留学で培う英語力」これさえあれば、世界中どこでも働くことが可能です。

例えば、

ドイツ、スイス、スウェーデンなどのEU圏でEUブルーカードというワークVISAをもらい就労→永住

という流れや、

カナダ就労→永住→市民権獲得→米国就労

なんてことも不可能ではないかもしれません(カナダ市民は米国VISAフリー)。

また、デジタルノマドという言葉をご存知でしょうか?

デジタルノマド(digital nomad)とは、ITを活用して仕事をしながら旅をするライフスタイルのこと。基本パソコンとWifiさえあればどこでも仕事ができてしまう、それがCS職の魅力の一つです。

そのような仕事をしながら、生活コストの安い東南アジアでリッチに暮らすような人も少なくありません。

⑤ 世界的大企業で働ける可能性

High-rise Buildings

GAFAと呼ばれる、Google, Amazon, Facebook, Appleという世界最大の企業やMicrosoftなど全てITの会社です。

このような会社は世界中から優秀なエンジニアを集めるために、会社のキャンパス内にビデオゲームできるスペースや、無料の社員食堂、スポーツ施設など様々なアトラクションを設けています。

実際、私が海外でエンジニアになりたいと思うようになったきっかけは、こちらのバイリンガールさんの動画を見たことです。

これは以前自分がAmazonでインターンをしたときの仕事内容についての動画です↓

まとめ:北米では理想な職業No.1

まとめ:北米では理想な職業No.1

ソフトウェアエンジニアは日本では馴染みのあまりない職種かと思います。

特に日本ではプログラマーを「ブルーカラーワーカー(=肉体労働)」と揶揄することもあります。

しかし、北米ではソフトウェアエンジニアは理想な仕事と認知されています。

こちらのサイトでは、理想な職業ランキング100の1位に挙げられています。

https://money.usnews.com/careers/best-jobs/rankings/the-100-best-jobs

要因としては、

  • ワークライフバランスの良さ
  • 高収入
  • 将来的な需要の高さ

などが挙げられています。

先述した5つの理由:

  1. CS職の需要 >>> 供給
  2. 高収入
  3. 留学生でもスキルさえあればいい
  4. 全世界に羽ばたける
  5. 世界的大企業で働ける可能性

も踏まえて、私はCS専攻→ソフトウェアエンジニア→永住という流れが鉄板だと考えます。

この記事を読んでいただきありがとうございました。質問があればコメント、ツイッターのリプでお気軽に。

こちらの記事では、私がどのようにカナダのトップ大学のCS専攻に編入したかを説明しています。

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